はじめに
昨日「ストレンジアトラクターのコントロール」をアップしました。トーマスのストレンジアトラクターは2領域ありますが、下の領域に集める場合と上の領域に集まる場合の動きに、随分と差がありました。アップしてからこの原因を調べておりました。最初ストレンジアトラクターが傾いていることが原因ではないかと思っていましたが、そうではありませんでした。単純にmetaballの位置がずれておりました。metaballの位置はそのままでは映像に表示されません。そこで実際の作用させるのとは別に、表示させる経路を作っています。その作用させるmetaballの位置がずれておりました。これを修正した映像をアップします。先回記載した結論は変わっておりません。
映像の修正
以下にプログラムの主要部を示します。円で囲ったmetaball SOPのCenterのパラメータが違っておりました。中心位置を指定するのですが、0, 1, 0となっていました。正しくは0, 0, 0でした。

これに伴い映像を修正しました。それが次です。
最初metaballは作用しておりません。次に青白いmetaballが現れます。これはWeight=-3です。これにより上側の領域の粒子は下側に移動させられ、下側の領域だけになります。その後Weght=0にして、微分方程式だけに従って動かします。次に青いmetaballが現れます。これはWeight=3で、下側の領域から上の領域に粒子は移動させられます。上の領域に集まった時点で、Weight=0にして微分方程式だけに従って動かしています。再度青白いmetaballが現れます。Weight=-3です。上側の粒子は下側に移動しますが、直ぐにWeight=0にして、粒子が両側の領域にある状態にます。Weight=0にした時点で、微分方程式だけに従うので、両側に領域ができます。このようにWeightをコントロールすることで、ストレンジアトラクターのコントロールができました。
まとめ
前回のblogではmetaballの位置の設定がずれていました。これを修正した映像を作製しました。metaballのWeightパラメータをコントロールすることで、ストレンジアトラクターをコントロールできることに変わりありません。
補足
metaballのWeightの値及びサイズ、そしてどこに配置するかで、ストレンジアトラクターに対する影響は随分と変わります。今回、上下の領域と両側にある場合のように、領域に注目してコントロールしました。メタボールとの関係で変わる過程に注目するのも面白いかもしれません。Weigh=0にした状態では、微分方程式だけに従います。この状態が3つの状態があり、結局この3つに収束します。つまり3つの安定状態があるのです。これに対してmetaballを作用させる遷移状態がある。と考えることもできます。安定状態と遷移状態の組み合わせを情報とするなら、非常に多くの情報を持たせることができます。

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